2009年08月26日

生きたねっ!大河!

夕方、テレビをみていて目にした、せつなく、悲しい訃報。
8月25日、1頭のアムールトラが、死んでしまいました。
北海道の釧路市動物園の、オスのアムールトラ”タイガ”(大河)です。喉に肉を詰まらせてしまったことによる、窒息死だったそうです。

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まだ、1歳4ヶ月。
これからも、数々の奇跡を残してくれるはずだったのに…

昨年5月、生まれた直後に、母親に育児放棄され、仮死状態となった、3頭のアムールトラ。このうち、タイガ(♂)とココア(♀)の2頭は、奇跡的に息を吹き返しました。
そして、間もなく、2頭の後ろ脚が変形し、満足に歩くことができないという、障害があることが分かったのです。軟骨形成不全症という病名で、骨が十分に発達しない先天性の病気で、原因も不明なのです。

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画像はクリックして、大きくしてサーチ(調べる)ご覧下さいね。

足に障害のある、双子のアムールトラのことは、テレビなどで、幾度となく取り上げられました。たけしのアンビリバボーでも、紹介されたことがあります。最後まで育てたいという、職員による、献身的な人工飼育と、それに応えるかのように、懸命に生きる、タイガとココア。多くの不安を乗り越えて、足を引きずりながらも奇跡的な成長を遂げた2頭。その姿は、多くの人々の胸を打ち、「生きることの素晴らしさや、勇気をもらった。」と、各地から、応援する声が届くほどとなりました。ぬいぐるみのような可愛らしさから、50kgを超す立派な体へと成長もしました。死の淵から生還した2頭の奇跡。立ち上がり、歩き、走ることができるようになり、障害に負けないタイガとココアの姿に、皆が、素直に感銘を受け、ますます、やさしい眼差しが向けられるようになりました。

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飼育員に甘えたり、元気に遊ぶ姿は、野生動物でありながら、愛くるしくて、画面に映し出されるその姿に、「頑張るんだよ!」と、声を掛けずにいられない思いに駆られてしまいました。訃報は、残念でたまらなくて、涙も出るけれど、多くの人の心に残る存在と思うと、それはすごいこと。ココアを見る度、必ず、その姿を思い出すだろうし、ココアが生きている限り、「タイガ」の名前を忘れることはないだろうと思います。小さな命を救うため、動物園の職員のみならず、釧路市民をはじめとするボランティア、病気を解明するために力を尽くしてくれた獣医学の教授と学生たち。2頭の生育環境を整えるため、広く、新しい獣舎を建設することもできました。生還した命ではあるものの、いつまで生きられるかわからない…それでも助けたい、応援したい、見守りたいという、人々の気持ちがひとつになった…素敵ですね。

良い方向に状態が向かっていた頃。タイガとココアと、2頭いたから、お互いに刺激しあうことで、好い結果に繋げることができたというお話がありました。遊ぶことも、じゃれあうことも、リハビリのひとつになっていたのですね。自然と、タックとクッキーの姿に重ねてしまう私がいます。

ココアには、タイガの分も、楽しくおおらかに、たくさん愛されて、長生きしてほしい…そう願ってやみません。

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命の大切さを、私たちに教えてくれた、タイガとココアですから…

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おことわり:画像は、釧路市動物園のホームページより、いただいてきました。



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posted by makiko at 22:29| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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